ここには人生が、そして歴史がある。
50年の歳月を歩んだ"あの人"が帰ってくる。

かつて日本中を笑いと涙で包み、国民的人気を誇った映画シリーズ「男はつらいよ」。
テキ屋稼業を営む主人公・車寅次郎、通称"寅さん"が、旅先から故郷の柴又に戻ってきては、
家族や恋したマドンナを巻き込み、騒ぎを起こす。
破天荒で、変わり者で、自由奔放。でも、その暖かく優しい人柄に誰もが魅了され、愛され続けた

そして、第一作の公開から50年。

シリーズ最新作が、『男はつらいよ』の生みの親・山田洋次監督自身も驚く"今まで観たことのない"奇跡の映画として誕生する。
窮屈で生きづらい時代。大人になっても悩み多き時代。ずっと待ち望んでいた人も、これから初めて出会う人も、
この冬、帰ってくる寅さんに笑い、泣き、そして励まされる。

「生まれて来てよかったと思うことが、そのうちあるさ」